
<巨人4-3DeNA>◇3日◇東京ドーム
巨人が接戦を制して連敗を3で止め、敗れたDeNAを抜いて2位に再浮上した。
攻守両面で大車輪の活躍をみせたのは岸田行倫捕手(28)。2回表に1点を先制された直後の2回裏、1死からDeNA先発石田裕の内角直球をとらえて左翼席へ運ぶ同点4号ソロ。「先制された後の回にすぐに追いつくことができてよかったです」と喜んだ。
6回表に1点の追加点を許して1-2とリードされた直後の6回裏には、2死二、三塁で中川颯から右中間を破る2点適時二塁打で3-2と逆転。8回には無死一塁から梶原の二投を阻止し、守備でも存在感を放った。
投げては先発の赤星優志投手(26)が7回75球を投げて6安打2失点に抑えた。9回表に絶対的守護神のマルティネスがDeNA宮崎に1発を浴び同点に追いつかれ、赤星の勝利投手は消えた。だが、9回裏二死2塁から9番若林が中越えの適時打でサヨナラ勝ちを決めた。