
<全国高校野球選手権:組み合わせ抽選会>◇3日◇大阪・フェスティバルホール
第107回全国高校野球選手権(5日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市のフェスティバルホールで行われ、昨夏日本一の京都国際は昨春センバツV校で今春センバツ4強の健大高崎(群馬)と大会8日目に初戦を戦う。
昨年の春夏優勝校対決となるが、小牧憲継監督(42)は「とにかくうちはチャレンジャー。自分たちの実力は自分たちが一番分かっている。京都でもうちより強いチームはいたので」と強調。健大高崎は最速158キロ右腕の石垣元気投手(3年)、ゲームメークに優れた下重賢慎投手(3年)を擁するだけに、「ロースコアで少ないワンチャンスをモノにしたい。競った状態で終盤勝負に持っていきたい」とイメージした。
昨夏V左腕のエース西村一毅(いっき)投手(3年)は京都大会の終盤にフル回転。出場校の中でも最も遅い8日目登場となったことに、小牧監督は「後半日程の方が良かった」と笑顔。「西村が健大高崎さんを相手にどんなピッチングをしてくれるのか楽しみ」と期待した。