
<レイズ4-0ドジャース>◇2日(日本時間3日)◇ジョージ・M・スタインブレナーフィールド
昨季までドジャースでプレーしたジョー・ケリー投手(37)の妻アシュリー夫人が、愛息を立たせて全力投球する夫へ、インスタグラムでブラックジョークをお見舞いした。
今季所属先がなくFAのケリーは、まだ幼い愛息を左打席に立たせてピッチング。衰え知らずの剛速球に、愛息はリリースの瞬間に逃げ出していた。この映像を投稿したアシュリー夫人は「確かなことは、このアホ(ケリー)は左打者(愛息)にとってまだ怖いの。もうひとつ、彼が家に帰ったら、私は彼のケツを蹴っ飛ばす」とジョークをお見舞いした。
7月26日(同27日)には、米メディア「FanSided」のロバート・マレー記者が「ロサンゼルス・ドジャースがブルペン陣の強化を模索している。右腕ジョー・ケリーが近日中にチームの前で投げる」と、ケリーのドジャース復帰の可能性を報じた。
ケリーは09年ドラフト3巡目(全体98位)でカージナルスに入団。12年にメジャーデビューを果たすと、14年途中にトレードでレッドソックスへ移籍した。18年からドジャースと3年契約を結び、20年にはワールドシリーズを制覇した。電子機器を用いたサイン盗みを行っていたアストロズに対し、執拗(しつよう)なけん制球やビーンボールを投じるなど荒々しい一面もあるが、「武闘派」としてファンから親しまれた。
22年からはホワイトソックスへ加入し、23年7月のトレードで再びドジャースへ復帰した。
アシュリー夫人は、大谷からポルシェをプレゼントされ話題となった。大谷がエンゼルスからドジャースへ移籍する際、それまで「17」を背負っていた夫へ、背番号を譲るよう働きかけたことで、大谷がサプライズで新車を贈った。