
<メッツ-ジャイアンツ>◇2日(日本時間3日)◇シティフィールド
ジャイアンツの有望株、鄧愷威(テン・カイウェイ)投手(26)がメッツ戦で今季デビューし、台湾出身投手としてはメジャー6人目となる先発マウンドに立った。
初回は先頭のニモに死球をぶつけ、2番リンドアには四球といきなり走者をためた。3番ソトは三振に退けたが、4番アロンソに3ラン本塁打を浴びた。
2回以降は立て直したが、4回に先頭ムリンスに右前打を許し、8番アルバレスは抑えたが9番バティに四球を与えたところで67球で降板した。3回1/3を1被弾を含む4安打5失点、3四球4奪三振。防御率は13・50。
鄧愷威は昨年開幕時にメジャーに初昇格し救援として4試合に登板。今季は今月1日(同2日)に初昇格し、メジャーで初めての先発登板となった。台湾出身投手がメジャーで先発するのは史上6人目で、元中日の陳偉殷(チェン・ウェイン)がマーリンズに所属していた2018年9月26日のナショナルズ戦以来となる。