
<ヤクルト1-5阪神>◇2日◇神宮
阪神打線の本塁打競演に、8番高寺望夢内野手(22)も加わった。
2回、小幡が放った先制弾の余韻が残るなか、2死からヤクルト吉村のストレートを捉えて2号ソロを右翼席に運んだ。「風もあったんで、神宮だし(スタンドまで)いったと思いました」と確信の一撃になった。
目の前で見た小幡の先制弾も、誘い水になった。「小幡さんが先制してくれたので、気楽に打席に入りました。出塁して9番につなぐことを考えていました」。追加点をたたきだし「コンパクトな打撃がいい結果につながったと思います」と喜んだ。
この日のような先発起用の日もあれば、代打や守備などで試合途中からグラウンドに飛び出す日もある。調整の難しさを乗り越えながら、結果を目指す。「しっかり練習で打っているので大丈夫です。1戦1戦集中して継続してやっていくことを意識してやっていきたいです」とひたむきに目の前の試合に向かう。