
<広島0-6中日>◇2日◇マツダスタジアム
広島先発森下暢仁投手(27)が今季最短4回でKOされ、チームの連勝は2で止まった。
森下は3回2死一、三塁から、中日上林誠知外野手(30)に先制の右前適時打を許した。続く4回、2死満塁から、岡林勇希外野手(23)と田中幹也内野手(24)に連続タイムリーを浴びた。さらに自らの暴投による失点も重なり、この回だけで4点を失った。
結局、4回9安打2三振1四球5失点で降板。4回での降板は今季最短。1試合5失点は今季ワースト。開幕投手を務めた右腕はこれで7連敗。両リーグワーストの12敗目を喫した。
試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。
-森下は
「ストライクがなかなか先行せず、取りにいったところを打たれてたね」
-前回は指のマメで
「いや、大丈夫ということだから、今日もマウンドに送り出してるんで。あとは本人に聞いて」
-加藤に打たれた後、トレーナーが行ったが
「指の方を見てたので。でも、帰ってきたら大丈夫ですということになって」
-森下に勝ちがつかない。選択肢として1回飛ばすとか
「それはまだ分からない。まだ分からない。終わったばっかりだから」
-辻は
「いい球がいっていたね。今日初登板。育成から支配下になって1軍初登板。いいスタートが切れたんじゃないかな。いい球を投げていたと思います」
-真っ直ぐに力がある
「俺が監督になって初めての育成ドラフトの選手。3年目で。1番最初に彼を見た時、いい投げ方をしている、面白い真っすぐを投げるというふうに感じて。でも、当時は球速は135、6、出るか出ないかだったんだけど。なんか面白い真っ直ぐを投げるなって。今日は151キロ。これまでの努力で、1軍のマウンドに上がって。また今日、いいスタートが切れて、自分もうれしい」
-夏場、新たなピースが1枚加わるのは大きい
「そやね。ただ、まだまだスタートしたばかりなんで。これから当然打たれることもあるんで。全てのことを、いい勉強だと思ってやっていってほしいなと思います」
-中崎は
「ザキは、もろにくるぶしに当たっているから大事をとって。今日は上がりにして、岡本を投入してという感じかな」
-小園がヘッドスライディング
「みんな1試合1試合と思って、やっていると思います。安打は少なかったけど、サク(坂倉)にして、内容もすごくいいしね。また明日。今日はたくさんのお客さんが来てくれている中で、こういう試合になって、ちょっと残念だったんですけど、また明日、いい試合ができるように頑張りたいです」