
<広島0-6中日>◇2日◇マツダスタジアム
中日が4位を死守した。負ければ広島と入れ替わる状況で、序盤に広島森下から5点を奪いKOした。投げては先発高橋宏斗投手(22)が、今季2度目の完封勝利で4勝目。チームの借金は7となった。
試合後の井上一樹監督(54)の一問一答は以下の通り
-高橋宏が完封
「ある意味ちょっと安心して見ていられたというかね。前回、神宮で6回ぐらいだったかな。その前の甲子園で完封。ちょっと、らしくなってきつつあるんで、前半戦、ザクッと言うと、ベテラン陣に引っ張られたっていうイメージ。これからは後半戦に入ったところで、宏斗を筆頭に若い連中で『なんかグイグイ行くねえ』っていう感じになってほしいところで、もちろんあいつが先頭に立ってやってもらわなきゃいけない。ナイスピッチングだったなという評価です」
-3番に上林を起用。広島先発森下と分がいいのか
「まあまあ、そこは、分とか、ボスラーが3番あかんとかってわけでもないんだけども、そこはちょっといろいろ作戦面で考えた時にっていうことで、(上林)誠知、別に元々3番打たしてたわけだから、別にそこは3だろうが5だろうが6だろうかっていうのは、あいつらはみんないつも打席に入れば一生懸命やるわけで。ただ、こっちの糸がはまるような形で、勝手に駒を動かしてるっていうだけで、そんなに深い意味はない」
-その上林が先制打。起用がハマった
「そうだねそうだね、まあまあ、そこはうまいこといったかな」
-細川がこれで3年連続2桁本塁打
「そうですね。だから途中ね、あいつも(右太もも裏を痛め)離脱期間がちょっと長かったんで、ちょっと取り返そうという必死な部分が多分あると思うし。ホームランがすべてではないけども、やはりあいつが打つ打たないで勝敗に直結するんで。今週のラストゲームが明日なんで、1勝1敗で来てるんで、明日どうしても取らなきゃいけないという流れの中で、気分よくタカシ(細川)にはまた打席に立ってほしいという意味合いも含めてのいい1発だったかなと思います」
-加藤匠を1カ月半ぶりにスタメンマスク
「うん、たまには使った。『お前、夏休み長いんじゃ!』ってオレがいつも冗談っぽく言ってんだけど、結局使ってないのはオレなんだけど。一番投げさせて分のいいのは宏斗の時かなっていうふうに思ってたんで、ここはオレの中では一応計算通り。ま、(石伊)雄太をある意味休ませる。昨日ミッキー(田中幹也)休ませた。今日雄太休ませた。みたいなことを、ちょっと俺が俺の中で勝手にこういろいろちょっとしてる。まあ、いい仕事してくれました」