＜パドレス4－1カージナルス＞◇1日（日本時間2日）◇ペトコパーク
トレードで大補強を敢行したパドレスが、カージナルスに完勝した。
5回に先制点を許すも、直後に敵失とエリアス・ディアス捕手（34）と、昨季新人王のジャクソン・メリル外野手（22）の適時打で一挙4得点。先発のニック・ピベッタ投手（32）が7回1失点の好投を見せると、電撃トレードでアスレチックスから獲得したメーソン・ミラー投手（26）が最速102・6マイル（約165キロ）で、守護神ロベルト・スアレス投手（34）とのリレーでねじ伏せた。
この日は首位ドジャースがレイズに勝利し、両チームのゲーム差は「3」のまま。「打倒ドジャース」を掲げるパドレスが、逆襲を予感させる展開でトレード期限終了後の初戦を制した。
パドレスは前日7月31日（同8月1日）のトレード期限最終日に、一挙8選手を獲得する大補強。ミラーの他にアスレチックスから先発左腕JPシアーズ投手（29）、ロイヤルズのフレディ・フェルミン捕手（30）、オリオールズの強打者ライアン・オハーン内野手（32）とラモン・ロレアノ外野手（31）、通算424セーブのビリー・ワグナー氏を父に持つブルージェイズのウィル・ワグナー内野手（27）、金銭トレードでブルワーズからネストル・コルテス投手（30）とホセ・キンタナ投手（36）を獲得した。
トレードが有力視されていた主戦右腕ディラン・シース投手（29）と、守護神ロベルト・スアレス投手（34）は残留した。
