
<西武-ロッテ>◇1日◇ベルーナドーム
空色のサマーブルーユニホームをまとった西武打線が、得点力不足がウソかのように打ちまくった。
初回、ロッテ小島に対し、1番西川愛也外野手(26)が四球をもぎとったのが大きかった。いずれも際どい球ながら、西川はボールと判断して見送った。
西川はその後、二盗、三盗と軽やかに決め、2番長谷川の内野ゴロの間に先制のホームイン。その後、4番のタイラー・ネビン外野手(27)の11号ソロはカウント3-1からの甘い直球だった。
2回も安打が続く。初回の四球に影響したのか、小島のぎりぎりの制球が安定しない。ボール先行の状況を、西武打線が確実に捉えていった。西川、長谷川、ネビン…と適時打が続き、6安打集中で5点を追加した。
2回は打者一巡にもなった。4月4日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で打者11人を送り出して6点を取って以来、今季2度目の猛攻。
3回にも源田壮亮内野手(32)の三塁打を機に加点し、4回を終えて10-0とリード。この日から着用の期間限定ユニホームに彩りを添えた。