
<オリックス-日本ハム>◇1日◇京セラドーム大阪
日本ハムが北海道から大阪への空路移動でトラブルに見舞われ、試合開始予定時間の1時間前となる午後5時に京セラドーム大阪へ到着した。試合開始は午後6時から、同6時15分に変更となった。
新千歳空港からの移動予定便が使用する飛行機の手配がつかないため、4時間20分の遅延(午前9時51分にANAから発表)となり、直行便をキャンセル。急きょ羽田空港経由の乗り継ぎ便に振り替えて大阪へ移動していた。
7月31日にソフトバンクとエスコンフィールドでナイターを戦った日本ハムは、午後6時開始予定のオリックス戦へ向けて新千歳空港から当日移動を予定してた。本来は午前11時10分発のANA774便に搭乗し、午後1時に伊丹空港へ到着し、そこからバス移動で京セラドーム大阪には同2時ごろには到着する予定だった。
ただ、搭乗予定便が機材繰りの関係で大幅に遅延した。試合開始40分前の同5時20分に伊丹到着予定となったことで直行を断念。チームは羽田経由での乗り継ぎ便に急きょ振り替えたが、羽田行き便も午前11時半発予定が36分遅れて出発し、午後1時39分に羽田に到着。伊丹行きは同2時発予定で乗り継ぎがギリギリになる可能性もあったが、こちらも使用機到着遅れのため出発が39分遅れ。チームは無事に乗り継ぎに成功した。
その直後に、もともとチーム便とは別の移動便で先に球場入りしていた新庄剛志監督(53)が自身のインスタグラムで超異例のスタメン発表を行った。ホワイトボードにスタメン予定選手を打順で並べた写真と一緒に「飛行機がかなり遅れて 北海道 羽田 伊丹 でなんとか全員乗ることができ 今 大慌てで京セラに向かってます ついてから練習する時間がないので スタメンの選手は空港で体動かしといてちょうだい」と投稿した。
チームは同3時39分に伊丹へ到着。そのままバスに乗り換えたが、渋滞にも巻き込まれ、京セラドーム大阪へ到着したのは試合開始予定時間の1時間前となる同5時だった。
とんだドタバタ移動となり、新庄監督が予告していた通りに全体としての試合前練習はキャンセル。試合開始時刻も15分遅れの同6時15分に変更。各自が体を動かして試合に備えた。
先発予定の加藤貴之投手(33)は、今カードに先発予定のドリュー・バーヘイゲン投手(34)、伊藤大海投手(27)とともに大阪へ前日入りしており、移動トラブルには巻き込まれなかった。また、22年までオリックスに在籍した伏見寅威捕手(35)はチームの移動便予定よりも早く移動していたため、かつての本拠地で体を動かしながら、チームメートの到着を待っていた。
日本ハムのスタメンは以下の通り。
1番右翼 矢沢
2番DH 水谷
3番三塁 清宮幸
4番捕手 郡司
5番二塁 石井
6番左翼 万波
7番一塁 野村
8番遊撃 水野
9番中堅 松本剛
先発投手 加藤貴
※オリックスの予告先発はエスピノーザ