
全国高校野球大会(5日開幕、甲子園球場)の新潟代表、中越(7年ぶり12度目)が1日、宿舎のある大阪に入った。出発前には同校で壮行会が行われた。
午前9時前から始まった壮行会には生徒、市民、関係者ら約300人が集まった。校舎玄関前に整列したナインを生徒たちが激励した。サッカー部員が中心になってJ1新潟の応援歌「アイシテルニイガタ」の替え歌などでムードを盛り上げた。
生徒会長の茅野拓馬さん(3年)が「最後の1球まで楽しんで甲子園で戦ってきてください」と激励の言葉を送った。本田仁哉監督(48)は「(前回出場した)7年前よりも多くの方がきてくださった。数以上に温かい思いを感じています」と感謝を述べ、窪田優智主将(3年)は「皆さんの思いを受けて、全力で戦って勝ってきたい。私たちのプレーで長岡を盛り上げたいです」と決意を話した。
ナインは壮行会後、バスでJR長岡駅に移動し、新幹線で大阪に到着。2日からは現地で調整に入り、本番に備える。