
<ヤクルト-阪神>◇1日◇神宮
首位を走る阪神は1日からヤクルトと敵地で対戦する。
強力ブルペンに新たな1枚が加わった。6年ぶりにタテジマに袖を通したラファエル・ドリス投手(37)が前日7月31日の広島戦(甲子園)で復活登板。9回にドリスの名前がコールされると大声援。走者を出しながら無失点に抑えた。
梅野隆太郎捕手(34)とのバッテリーも復活した。途中出場だった梅野は「あの登場曲とか、迎えてくれたファンの声援とかも含めて、懐かしいなと思っていました。ゼロに抑えられてよかったです」と振り返った。
ドリスも「ウメノ選手とはよく組んでいたので、懐かしさもありながら、彼を信じて、と思っていました」と笑みをたたえた。
ドリスは前回所属時、クローザーとして最多セーブも獲得している。激しく荒れるフォークを、梅野が必死に止めるシーンはファンの目にも刻まれている。梅野の超人的なブロッキング技術がなければドリスの5年間の成績も違ったものになっていたかもしれない。