ヤンキースは7月31日（日本時間8月1日）、23年セーブ王の右腕デービッド・ベッドナー（30）をパイレーツからトレードで獲得したと複数の米メディアが報じた。複数の球団による争奪戦の末、米東部時間午後6時（日本時間午前7時）の約3時間前にトレードをまとめた。交換にヤンキース傘下有望株ランキング8位のラファエル・フローレス捕手（24）、同14位のエッジグリーン・ペレス捕手（19）、1Aのブライアン・サンチェス外野手（21）が移る1対3のトレードとなった。
ベッドナーは2019年にパドレスでメジャーデビューし21年にトレードでパイレーツに移籍。22年から2年連続でオールスターに選出され、23年に39セーブでナ・リーグのセーブ王に輝いた。今季はここまで42試合に登板し2勝5敗、17セーブ、防御率2・37。メジャー7年で通算14勝23敗、101セーブ、防御率3・23としている。
ヤンキースにはすでに、今季8セーブの右腕ルーク・ウィーバー（31）、今季17セーブの右腕デビン・ウィリアムズ（30）と抑えが2人おり、ベッドナーの獲得でさらに強力なブルペンを構築。この日は4勝1敗10ホールドの救援右腕ジェーク・バード（29）もロッキーズからトレードで獲得した。
