
<レッズ5-2ドジャース>◇30日(日本時間31日)◇グレートアメリカンボールパーク
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が、勝敗を左右したプレーに言及した。
6回から救援したエメ・シーハン投手(25)が8回、2四球で2死一、二塁のピンチを招き、続くスティアは左翼フェンス際へファウルフライを放った。フェンスギリギリの打球に対し、左翼手アンディ・パヘス外野手(24)はジャンピングキャッチを試みるも、グラブの土手に当てて落球。パヘスには失策が記録された。
シーハンは11球目、95・5マイル(約154キロ)の直球をスティアに完璧に捉えられた。中越えの3ランと思われた打球を、ジェームズ・アウトマン外野手(28)がジャンプして捕球を試みたが、惜しくも「ホームランキャッチ」とはならず、勝ち越しの2点適時三塁打となった。
ロバーツ監督はパヘスの失策について問われると「アンディはずっとチームのために良い仕事をしてきてくれました。本人も捕りたかったでしょうが、スティアにもう1度チャンスを与えてしまいました。ですが、それもまた野球です。アンディは本当に頑張っています」とフォローした。また、アウトマンのプレーには「あれはホームランだと思いました。素晴らしいプレーを見せてくれました」とたたえた。