
西武は31日、浜屋将太投手(26)と支配下登録を締結したと正式発表した。背番号は「90」になる。
19年ドラフト2位左腕は手術の影響もあり、昨オフに育成契約に。しかし今季、フォームの修正で球速を150キロ台にまで伸ばし、2軍で防御率1点台の好成績を収めていた。
広池球団本部長は「フォームの修正が実を結び、150キロを計測するようになったストレートとカット、フォークを中心とした変化球を武器にファームでしっかり成績を残してきました」と評価。「1軍のリリーフ陣に加わり、チームの勝利につながる活躍を期待しています」と期待した。
浜屋は球団を通じ「ここからまた頑張らないといけない、という気持ちです。育成契約になる時、いろいろな思いがめぐってくじけそうになりましたが、たくさんの人に支えてもらって、再度支配下となりました。入団時より成長できたと感じています。ファームでやってきたことを自信にして、1軍のマウンドで発揮したいと思います」とコメントした。
西武は浜屋の昇格で、支配下登録選手が70人の満枠となった。