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【西武】鳥越裕介ヘッド、ピンクリボン運動で一番実現したいこと 9月6日に球場駅前で実施


西武鳥越裕介ヘッドコーチ(25年6月撮影)

西武の鳥越裕介1軍ヘッドコーチ(54)の願いが1つ、かなった。

球団は31日、「ライオンズ ピンクリボンキャンペーン2025」の実施を発表した。

乳がんの早期発見、早期治療、早期診断の大切さを訴える「ピンクリボン運動」に球団として賛同。まずは3日から来年2月末まで、所沢市保健センターでの乳がんバス検診の受診者に、球団ロゴと所沢市のロゴがデザインされたボールペンがプレゼントされる。

そしてロッテ戦が行われる9月6日には、本拠地ベルーナドーム最寄りの西武球場前駅の駅前広場に乳がん検診車が訪れ、40歳以上で24年度に乳がん検診を受けていない先着24人が、検診できる。啓発ブースも設け、プロ野球ファンに早期診断を呼びかける。

08年、ソフトバンクの2軍コーチ時代に妻の万美子さんを乳がんで亡くしている。「自分は当時、無知でした」と悔やむ。

「女性だけではなく、男性の方のちょっとの意識も高めてもらいたいというのはあります」

そんな思いから、ソフトバンク、ロッテとこれまで在籍した球団でも球界関係者やプロ野球ファンにピンクリボン運動を通じて呼びかけてきた。活動は15年以上になっており、実際に鳥越ヘッドは「検診で見つかって助かりました」という御礼の言葉も受けているという。

今季から首脳陣に加わった鳥越ヘッドの思いをくみ、球団も早くから実現へ動いていた。

球界でピンクリボン運動を広めるにあたり、同ヘッドは特に、プロ野球ファンのために野球場に乳がん検診車を呼ぶことを強く願っている。今回、それも実現する。

「これまで2つの球団でこのような活動を行ってきましたが、その輪をライオンズにも広げることができてうれしく思います。乳がん検診について知っていただき、足を運んでいただく。それが早期発見・治療につながり、1人でも多くの人の命が助かると考えています。ライオンズファンの皆さんにも知っていただけるように、球団と協力して、これからも啓発活動を続けてまいります」

球団を通じ、あらためてコメントを寄せた。【金子真仁】

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