サッカー日本代表MF遠藤航主将（32＝リバプール）がハウスメーカー、秀光ビルド（本社・石川県加賀市）のイメージキャラクターに就任したことが1日、分かった。この日から、出演する同社のテレビCMが放映される。大手メーカーの顔となり、来年6月開幕するワールドカップ（W杯）北中米大会に向け、「優勝です！」とさらに気合が入っている。
同社は、昨年1月の能登半島地震に際し、遠藤の地元の復興や子供たちの未来に対する誠実な支援姿勢に深く共感。「正直住宅」をコンセプトとする同社では「住まいづくりにおいて『正直さ』を大切にする当社の価値観と、遠藤選手の真摯な人柄が強く響き合うことから、今回のCM起用を決定しました」などと説明している。
遠藤はCMに同社の象徴色であるグリーンのユニホーム姿で登場。CMは、同社社員が出演し、遠藤とともにものづくりの現場を映し出す「ビルドアップ！社員編」と、同社でマイホームを建てたオーナーが出演し、遠藤と交流する「ビルドアップ！オーナー様編」の2種類で、それぞれ30秒版と15秒版、計4パターンの放映となる。
遠藤は同社のCMイメージキャラに決まった感想について「率直に嬉しいです。オフの間に、撮影も楽しくさせていただきました。プロサッカー選手としてさまざまな国でプレーしてきましたが、家族のことを一番に考えた家選びを大事にしてきました。そんな自分を通して、秀光ビルドさんのイメージが、より多くの方に伝わればいいなと思っています」とコメント。
自身の家庭で大切にしていることは「子どもの意見を尊重しながら、親が言い過ぎないよう心がけています。そして、みんながリラックスして過ごせる場であることは家において最も大事なことだと思っています。子どもたちの目の届くところに自分が常にいるような空間が好きです。それくらい、子どもと家の中で関わる時間を大事にしています」と説明した。
そして大舞台であるW杯の目標を聞かれると「もちろん、優勝です！」と明言。「そのために、まずは所属チームでのプレーを通して、日々成長していかないといけないですし、目標から逆算して、やるべきことをしっかりやっていきたいと思っています。そして、大舞台での試合を、ぜひファンの皆さんにも楽しんで欲しいです。現地で応援してくれたら嬉しいですが、マイホームで、家族みんなで応援してくれたら最高です。期待に応えられるように頑張ります！」と意気込んでいる。
秀光ビルドは91年に設立。現在全国23府県に45店舗展開している。
