
巨人岡本和真内野手(29)が30日、川崎市のジャイアンツ球場で2日連続となるフリー打撃を行った。88スイングで柵越えは12本。回数を重ねるにつれて大きなアーチも増え、左翼に運んだ最後の1発は、練習をともにした長野久義外野手(40)が打った瞬間に「えぐい!」と叫ぶ特大弾だった。
「右中間の方が絶対にいったでしょ」と本人はそれ以上の手応えのあった1発も。「外で打つの3回目で。いろいろ細かいことはありますけど、シンプルに普通に練習できてるんで良かったと思います」と振り返った。
5月6日阪神戦(東京ドーム)で左肘の靱帯(じんたい)を損傷してからもうすぐ3カ月。25日から屋内施設で本格的な打撃練習を再開していた。この日は打撃練習の前にはフィジカルトレーニング、後にはノックを受けるなど、酷暑の中で大粒の汗を流した。近日中の実戦復帰に向けて、練習を積み重ねていく。