
元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー(35)が、米プロリーグMLSでバンクーバーを拠点とするホワイトキャップスへの加入で合意したと29日、ドイツ紙ビルト(電子版)などが報じた。近日中に正式契約を結ぶという。
ミュラーはバイエルン・ミュンヘンで2008年にトップデビュー。クラブ歴代最多の公式戦通算756試合に出場して250得点、276アシストをマークした。リーグ優勝13回、ドイツ杯優勝6回、欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝2回など数多くのタイトル獲得に貢献。今夏のFIFAクラブワールドカップ(W杯)を最後に退団した。
ドイツ代表では2010年FIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で得点王を獲得。14年ブラジル大会で2大会連続となる5得点を挙げ、チームの優勝に貢献した。
ホワイトキャップスにはGK高丘陽平(29)が在籍。高丘は2023年にJ1横浜F・マリノスから加入し、今季はリーグ最多11度のクリーンシートを記録。MLSオールスターにも出場している。