
<DeNA1-5ヤクルト>◇29日◇横浜
上半身のコンディション不良から復帰し、今季1号となる決勝アーチを描いたヤクルト村上宗隆内野手(25)がヒーローインタビューでファンに感謝を述べた。
103日ぶりの1軍舞台に「横浜のファンの方にも拍手していただいたので、すごくうれしかったです、ありがとうございます」と語った。0-0の2回の第1打席でDeNA東の直球を左翼席中段へ運んだ。「もうきた球を打つっていうイメージで、ちょっと甘めの球がきたので、スイングして打つことができました」と手応えを明かした。
6連勝中だった絶好調チームの中で、復帰後即4番に座り「いやもうすごいプレッシャーだったので、すごくホットしています」と今季最長の連勝を「7」に伸ばす活躍に自身も安堵(あんど)した。
高卒2年目の19年から、4番打者として活躍した村上にとって初めての長期離脱。この期間は目標を持ちながら1日1日を大切に過ごしてきたといい「引退したときにね、2025年あんまり試合出られなかったなって振り返ることができる期間になると思うので。これから先もっともっと長い野球人生になると思うので、もっともっと頑張ります」とチーム、個人としても後半戦での巻き返しに尽力すると誓った。