
<レッズ2-5ドジャース>◇28日(日本時間29日)◇グレートアメリカンボールパーク
ドジャースのダルトン・ラッシング捕手(24)が、山本由伸投手(26)を好リードした。
山本とは6月25日(同26日)のロッキーズ以来以来のコンビ。山本は立ち上がりに1点は失ったが、4回からは1四球ノーヒットに封じた。大谷翔平投手(31)の勝ち越し打もあり、7回を100球、4安打2四球1失点9奪三振で9勝目をマークした。
この日はツーシームが多めの配球。普段とは違う組み立ての真意について、ラッシングは「いろいろな要素がある。ヨシは球種が豊富で、何でも操ることができる。彼の試合をコントロールできるのは楽しいよ」と語った。山本自身もラッシングの配球に「(正捕手スミスとは)違う配球ですごく面白いなと思いましたし。今日もバッターがすごいなんていうか、混乱っていうか、ちょっと裏を書いたりできてたので面白かったです」と話していた。
つづけてラッシングは「相手は球種を絞っていた。状況を見極めながら、相手の打席での動きなどから心理を読む。そうすれば危険なゾーンを避けることができる」とリードの極意を語った。