
<高校野球愛媛大会:松山商3-4済美>◇29日◇決勝◇松山中央公園野球場
済美(愛媛)が、松山商を破り、18年以来7年ぶり7度目の優勝を飾った。22年夏に就任し、04年センバツ初出場初優勝時の優勝メンバー、田坂僚馬監督(38)が、指揮官として甲子園に帰ってくる。
先発・梅原朋貴投手(3年)は5回までに3安打1失点の好投。準決勝・宇和島東戦で4安打四死球なし、100球未満の「マダックス」で90球完封勝利を果たし、7年ぶり決勝進出に導いた。
2回1死一、三塁で亀山慈心(じん)内野手(3年)が二ゴロを放った間に、三塁走者が生還し先制に成功。6回に同点に追い付かれたが、劇的なサヨナラ勝ちで夏の甲子園出場を決めた。