各チームの現在地を紹介します！ 球団別に担当記者が選んだ先週のMVP、今週の見どころ、入れ替え＆2軍情報、広報情報をお届けします。
【ソフトバンク】
＜先週のMVP＞牧原大がチームを救った。27日オリックス戦。3－0の8回にディアスのソロが飛び出して2点差。続く広岡にも右中間への安打を許したが、右翼手からボールを受け取った二塁手の牧原大が素早く三塁に送球。広岡は三塁で憤死。無死三塁が1死走者なしになった。鮮やかな中継プレーの中心に牧原大あり。小久保監督も「二塁に走者が残っていたら嫌なイニングだった」とたたえた。【只松憲】
＜今週の見どころ＞チームの7月成績は15勝4敗1分け。今季は5月の15勝が最高勝利数で、29日～31日の日本ハム戦で1勝すれば今季初の月間16勝に達する。小久保政権下では昨季6月の17勝が最多。ちなみに近年では4年連続日本一を達成した20年の10月に22勝4敗1分けという驚異的な数字を残している。7月最後の3試合で多くの白星を手にし、終盤に向かう8月戦線につなげたい。
＜入れ替え＆2軍＞ファームでは高卒5年目の笹川が上昇気配だ。球宴ブレーク後の中日3連戦（ナゴヤ）では12打数7安打、2本塁打、5打点。3試合連続打点をあげ、ウエスタン・リーグの通算成績も打率2割7分1厘、8本塁打、41打点の好成績。本塁打と打点はリーグ2冠を走っている。今季1軍では打率1割台に低迷しており、再昇格を目指して奮闘している。
＜広報情報＞ソフトバンク近藤健介外野手（31）が27日のオリックス戦（みずほペイペイドーム）で通算300二塁打を達成し、記念グッズを販売する。タオルやTシャツなど黒ベースにゴールドの色合い。中心にバッティングシーンを大きく配置し、近藤の打撃を印象づけるデザインになっている。
