
<エンゼルス4-1マリナーズ>◇27日(日本時間28日)◇エンゼルスタジアム
マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が、2試合連続の今季41号ソロを放った。
これでア・リーグ2位の37本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手と4本差、38本塁打でナ・リーグ1位のドジャース大谷翔平投手とは3本差になった。
ローリーは敵地でのエンゼルス戦に「3番捕手」で出場し、0-4の7回先頭の第3打席。カウント2-2から先発右腕ヘンドリックスの外角シンカーを捉え、中堅スタンドに運んだ。本塁打は、前日の試合で6回に放った40号勝ち越しソロに続いて2試合連続。この日は4打数1安打1打点で、今季打率2割5分7厘、41本塁打、86打点、OPS.986とした。
これでチーム106試合目で41本塁打となり、年間では63本ペースとなった。MLBのサラ・ラングス記者によると、開幕から106試合で41本塁打は、スイッチヒッターでは61年ミッキー・マントルを抜いてメジャー史上最多だという。
一方、マリナーズはローリーのソロによる1得点のみに終わり、1-4で敗戦。今季56勝50敗となり、6連勝中のレンジャーズに並ばれア・リーグ西地区2位タイとなった。首位アストロズとのゲーム差は「4」。