
<ベルギーリーグ:シントトロイデン3-1ヘント>◇27日◇第1節◇大王わさびスタイエンスタジアム
ベルギー1部リーグ開幕節で、日本選手6人が所属するシントトロイデンはホームでヘントを3-1で下し、白星発進した。MF伊藤涼太郎(27)がフル出場し、2-1の後半追加タイムに今季初ゴールを決めた。
J1湘南ベルマーレから加入したDF畑大雅(23)と、パリ五輪代表のGK小久保玲央ブライアン(24)がフル出場。MF山本理仁(23)は後半31分までプレーし、DF谷口彰悟(34)は途中出場した。J2V・ファーレン長崎から加入したMF松沢海斗(24)はベンチ外だった。ヘントのMF伊藤敦樹(26)はフル出場した。
シントトロイデンは後半32分にオウンゴールで先制。その6分後にPKで同点に追い付かれたが、同43分に左サイドで畑のスローインを受けた昨季21ゴールのエースFWベルタッチーニが中央へドリブルで切れ込み、右足を振り抜いて勝ち越しに成功した。
後半追加タイムにはカウンターから伊藤が追加点。ベルタッチーニの右からのクロスをペナルティーエリア内で受け、巧みなボールタッチで相手をかわして右足でゴール左隅に蹴り込んだ。
伊藤はJ1アルビレックス新潟から加入して3季目。開幕戦でのゴールは初めてとなった。移籍初年度は36試合の出場で7得点4アシストを記録したが、降格危機にあった昨季は33試合で2得点3アシストにとどまった。