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【阪神】佐藤輝明3冠見えた!「全然意識していない」も打率首位まで3厘差 本塁打&打点は1位


阪神対DeNA 2回裏阪神無死、佐藤輝は右線へ二塁打を放つ。投手石田裕(撮影・加藤哉)

阪神佐藤輝明内野手(26)に、85&86年バース以来の3冠王が見えてきた。

ビッグイニングへの扉を開けたのは虎の主砲だ。2回先頭の第1打席。公式戦で初対戦となるDeNA先発石田裕のカウント0-1からの143キロツーシームを力強く振り抜いた。打球は一塁守の頭上を越え、右翼線へ点々。二塁ベースの上で虎党の歓声を浴びた。

「イメージはしながら。データを見ながら。良かったなと思います」。2死二塁から坂本の中前打で先制のホームを踏むと、2個の敵失を挟みチームは一挙5得点。球場のボルテージの発火点役を務め上げた。

二塁打を決めた時点で打率は2割9分に上昇。その時点では同僚の近本、中日岡林、広島小園ら上位の選手が無安打で、首位打者に躍り出た。26本塁打、65打点はリーグトップ。一瞬だけリーグ3冠王に浮上した。同じイニング中に近本が左前適時打を放ち、さらに2回2度目の打席で一ゴロに沈み、3冠から数分間で陥落。「(3冠王は)全然意識していないです」と打率2割8分8厘の佐藤輝はサラリ。打率3割を割る首位打者争い、広島小園が2割9分2厘、中野の2割8分9厘、近本に次いで4位につける。

沖縄春季キャンプ中には「(打率)2割8分以上はしっかり打たないと、とは思いますね。(去年は)2割6分8厘だったので」ときっぱり。キャリアハイの昨季を超えることが目標と明かした。現時点で目標は超えているが、「それはシーズン終わった時に聞いてもらえばいいんじゃないですか」。143試合完走での数字と強調する。

チームは後半戦を7得点をたたき出し連勝発進した。「もう最高じゃないですか」。打率首位まで3厘差につける主砲はニヒルな笑みを浮かべた。3冠王は球団では球団では85年、86年のバース以来。23年にリーグ優勝、日本一も経験した虎の主砲の歩む先に、大きな勲章が姿を見せ始めた。【伊東大介】

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