
<マイナビオールスターゲーム2025:全セ7-10全パ>◇第2戦◇24日◇横浜
全パの日本ハム清宮幸太郎内野手(26)が3年ぶり2度目の球宴出場で、またもMVPを獲得した。本塁打を含む3安打2打点の活躍。第1打席から左前打、中越え二塁打、右越え本塁打、右飛、一飛。もし三塁打が出れば、サイクル安打の大暴れだった。
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-3年ぶり出場でMVP
ありがとうございます。2回出て、2回取れるなんて、めったにないと思うので、ラッキーだなと思います。
-前回はサヨナラ弾で、またも
(試合前の)ホームランダービー(決勝)で牧さんに負けちゃったので。何とか試合で取り返したいと思っていた。本当にガラガラポンで(打順)2番を引いたおかげかな
-4回2死の本塁打の打席を振り返って
なかなかグリフィン投手との対戦は少なかったのですけど、初球にカットボールを見極められたのが大きかったと思います。
-本塁打は狙っていたか
もうブリブリ狙っていました。
-あと三塁打でサイクル安打だった。4打席目、5打席目を振り返って
もったいないなという感じでしたけど、打ちたかったです。
-3安打の活躍
MVPを取れたので最高のオールスターでした。
-ファンへ
本当にこれから面白くなってくる季節ですので、今日みたいな本塁打をたくさん、みなさんの前で見せられるように、これからもやっていきたいと思います。
▼清宮幸が本塁打を含む3安打でMVP。清宮幸のMVPは初出場でサヨナラ弾を放った22年第1戦以来2度目。MVPを複数回受賞は柳田(ソフトバンク=14年第2戦、22年第2戦、23年第1戦)以来で、球団では張本(60年第3戦、62年第2戦、74年第3戦)に次いで2人目。清宮幸は今年が2度目の球宴だが、初出場から2回続けてMVPは86、87年清原(西武)以来38年ぶり。清原は新人の86年第2戦に同点弾、87年第3戦では桑田(巨人)から先制2ランで連続受賞。清原は歴代最多の7度MVPを獲得したが、清宮幸はどこまで迫れるか。