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【高校野球】八王子実践・岡本優誠「ロバートさんに感謝伝えたい」二刀流の挑戦終わる/西東京


八王子実践対日大三 4回表八王子実践無死一塁、右前打を放つ岡本(撮影・小島史椰)

<真夏のライラック:八王子実践・岡本優誠内野手(3年)>

<高校野球西東京大会:日大三11-1八王子実践>◇24日◇準々決勝◇神宮

投打二刀流の高校生活が終わった。八王子実践・岡本優誠内野手(3年)は9点を追う6回から3番手で登板も2死一、三塁。1番打者への初球直球は、無情にも左前へ運ばれた。22年ぶりに挑んだ準々決勝はサヨナラの6回コールド負け。「実力を出し切れなかったのが悔しい」。ただ一点を見つめていた。

中学時代は130キロ近い直球を持つ本格派右腕。強豪私立へ進む選択肢もあったが「1年生から試合に出られる」と甲子園出場歴のない八王子実践に進んだ。

ドジャース傘下マイナーリーグで投手だった河本ロバート監督(39)からは投球技術や配球知識を吸収。打撃力も買われ、1年夏に「4番投手」に抜てきされるなど、潜在能力を評価された。尊敬するド軍大谷翔平モデルの木製バットを使うが「3年間使ってもらえたことによる厳しさや、できないことへの悔しさもあった」と二刀流挑戦の厳しい現実にぶつかった。

9点を追う4回無死一塁から右前打で得点につなげて、バットで結果を残した。プロのスカウトが視察に訪れるほど成長した教え子に河本監督も「頼もしい存在になった」と目を細める。卒業後は野手に専念し、大学からのプロ入りを目指す。「NPBやMLBでホームラン争いをできるような選手になりたい」と夢が膨らむ一方、こうも言う。「ロバートさんに3年間の感謝を伝えたい」。【泉光太郎】

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