
<マイナビオールスターゲーム2025:全セ-全パ>◇第2戦◇24日◇横浜
全パの西武隅田知一郎投手(25)が仁王立ちリリーフした。
6-0で迎えた2回裏、全パ先発の西武今井達也投手(27)が1死一、二塁から空振り三振を奪うと、指揮官を務めるソフトバンク小久保監督がマウンドへ。交代が告げられると、2番手隅田がリリーフカーに腕を組んで仁王立ちで登場した。
マウンドに到着してからも、見せつけんばかりに仁王立ち。投球練習を始めると、今度は交代となったはずの今井が、マウンド後方で腕を組んで仁王立ち。強い目力でじっと、今井の投球を見続けた。
中継内の実況でも「これはおかしいですね」と言いながら、シーズンでは見られない光景に大盛り上がり。しばらくすると、今井も満足したのか、静かにベンチへと歩き出し、全パの仲間たちから優しく迎えられていた。