
<マイナビオールスターゲーム2025:全セ-全パ>◇第2戦◇24日◇横浜
全セ先発の阪神村上頌樹投手(27)が、超遅球を連発させた。
2回2死走者なしから、日本ハム万波中正外野手(25)への初球。山なりのボールの球速は、球場のビジョンの表示で56キロとなった。自己最遅とみられる。
2球目は59キロで、左二塁打とされた。
初回にも複数回披露した。無死一、二塁から、全パのソフトバンク山川穂高内野手(33)の打席。初球の球速は64キロ。山川は空振りした。2球目も同じく64キロ。遊飛に打ちとった。
球宴だけでなく、シーズン中にも効果的に使用。6月6日のオリックス戦(甲子園)では、球場の球速表示で58キロを記録していた。