
楽天荘司康誠投手(24)が24日、楽天モバイルパークで行われた1軍の全体練習に合流した。
この日はブルペンで50~60球ほど投げ込むなど調整。コンディション不良により1軍で登板したのは、今季初勝利を挙げた5月24日の日本ハム戦(楽天モバイルパーク)が最後だ。「ふがいない形で離脱しちゃったんで、『やってやるぞ』っていう気持ちですね」と力を込めた。
前半戦は3試合で1勝0敗、防御率2・30。登板数は多くなかったが、手応えを感じていた中で戦列を離れることになった。後半戦に向けては「ここからまだ巻き返せるとは思ってるんで、ここから投げる試合は全部勝つぐらいのピッチングをしたいなとは思ってます」と意気込んだ。
ブルペン投球をチェックした石井貴投手コーチ(53)は「今日投げたから、あそこねってわけじゃないんだけど。ピッチング見て、そこからまた決めようって。また監督と相談して投げる場所決めて」と登板日は未定とした。その上で「もう十分戦えるボールになってるし、あとは不意のけがね。それを避けたいんだけど、ボール自体はいいでしょうね」と1軍登板にゴーサインを出した。
また、後半戦初戦となる26日西武戦(楽天モバイルパーク)はミゲル・ヤフーレ投手(27)が先発する見通しだ。