
日本ハムのドラフト1位右腕、柴田獅子投手(19)が24日、エスコンフィールドでの1軍のチーム練習に合流した。単独首位ターンが決まったことを受け、21日に新庄剛志監督(53)が、後半戦初戦となる26日ロッテ戦(エスコンフィールド)でデビューさせることを発表していた。
柴田は、20日のフレッシュ・オールスター(丸亀)に登板し、自己最速を1キロ更新する154キロをマーク。プロ入り前の最速は149キロで、既に5キロの球速アップに成功している。次代のエース候補に、指揮官はドキドキの場面を経験させて、伸ばしていく方針。昨季は23年ドラフト1位の細野を6月18日、4万人を超える甲子園でデビューさせた。その経験が糧になり、今季は既に3勝を挙げている。新庄監督は「首位ターンじゃなかったら投げさせてないかも。それくらい大事な試合ですよという思いを込めての登板。これはもう全然、その後の野球への取り組み方にしても変わって来ます」と、狙いを説明している。