
<高校野球兵庫大会:神港学園2-1社>◇24日◇準々決勝◇明石トーカロ球場
神港学園が接戦を制し、準決勝進出を決めた。
1-1で迎えた6回表の攻撃。2死から3連打で貴重な追加点を奪い、これが決勝点となった。適時打を放った前田悠晴(ゆうせい)捕手(3年)は「投手陣が頑張ってくれたので、何とか1本を出したかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
リードを守り切ったのは先発の岩崎皓斗投手(3年)と6回に救援登板した小澤寿史也(としや)投手(3年)。普段はクラスも一緒で信頼し合っている仲だ。岩崎は「(今日は)変化球のコントロールがあまりよくなかった。小澤がゼロで抑えてくれてすごくうれしかった。頼りになる存在」と絆をのぞかせた。
夏県大会の4強入りは16年以来、9年ぶり。悲願の聖地を目指す。