【高校野球】仙台育英が４年連続の決勝進出 土屋璃空が先制２ラン 28日に決勝／宮城

仙台一対仙台育英　1回裏仙台育英1死二塁、右越え2ランを放つ仙台育英・土屋（撮影・木村有優）

＜高校野球宮城大会：仙台育英8－1仙台一＞◇24日◇準決勝◇石巻市民球場

仙台育英が4年連続の決勝進出を決めた。

初回から試合が動いた。1回1死二塁、3番・土屋璃空外野手（3年）が右翼スタンドに2ランをたたき込み、先制に成功。3回にも右前打を放った。

4回にはルーキー2人で貴重な1点をもぎ取った。無死走者なしで7番・有本豪琉内野手の二塁打でチャンスメークすると、元U15日本代表の9番・砂涼人内野手（ともに1年）が中前適時打。貴重な追加点をもたらした。

なおも勢いは止まらなかった。4－1の6回1死一、二塁の好機。1番・田山纏外野手（2年）が右越え3ラン。大きく突き放した。

先発の梶井湊斗投手（2年）は、3者凡退で上々の立ち上がりをみせた。だが、3回2死一、二塁のピンチを招き降板。2番手の刀祢悠有希投手（3年）が、ここを1点でしのいだ。その後もランナーを背負いながらも、粘りの投球で6回までスコアボードに「0」を並べた。最後はエース吉川陽大投手（3年）が締めくくった。

決勝は28日、東陵－東北学院榴ケ岡の勝者と対戦する。