
<ブルージェイズ8-4ヤンキース>◇23日(日本時間24日)◇ロジャースセンター
ヤンキースのアーロン・ブーン監督(52)が、球審の判定に抗議して退場処分となった。
4-6の7回1死、アンソニー・ボルピ内野手(24)が、カウント1-2から高めのツーシームを見逃した。投球は画面上に映し出される枠や、MLB公式サイトでも明らかなボール球だったが、球審のマニー・ゴンザレス氏はストライクコール。次打者エスカラが打席に入ったところで、まずはマット・ブレーク投手コーチが暴言を吐いたようで、「Get out!」と退場が宣告された。
ブーン監督は同僚の退場が宣告されると、ゆっくりベンチから球審に歩み寄った。はじめは落ち着いた口調で話し合いを行ったが、徐々にヒートアップ。最終的にはブーン監督にも退場が宣告された。退場は今季トップタイの4度目となった。
ブーン監督は退場が多い監督して知られ、22年から昨季までシーズン最多退場を記録。「退場王」として日米のファンから愛されている。