
<ドジャース4-3ツインズ>◇23日(日本時間24日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が5試合連発の37号ソロを放ち、日本人選手初となる5試合連続を更新し、球団タイ記録に並んだ。
1回1死で右腕パダックと対戦。2ストライクから真ん中付近の79マイル(約127キロ)のカーブを捉え、中越えの37号ソロとした。5試合連発の一打は打球速度110・3マイル(約178キロ)、飛距離441フィート(約134メートル)、角度34度の完璧な当たりだった。
第2打席は高めの直球で空振り三振に倒れた。
第3打席は1-1の6回1死、カウント1-2かた高めの直球で空振り三振に倒れた。
第4打席は2-3の8回無死、右腕スチュワートと対戦。カウント1-2から内角低めの直球を打ち上げ左飛に倒れた。
第5打席は2-3の9回2死一塁で、異例の申告敬遠が告げられた。大谷はエステリー・ルイーズ外野手(26)の四球で二進。2死満塁からフレディ・フリーマン内野手(35)の左前打でサヨナラのホームに滑り込んだ。
これで日本人選手初をまた更新する5試合連続アーチ。ドジャースでは1950年ロイ・キャンパネラ、2001年ショーン・グリーン、10年マット・ケンプ、15年エイドリアン・ゴンザレス、15年ジョク・ピーダーソン、19年マックス・マンシーに次いで、6年ぶり7人目の球団最長タイ記録となった。
大谷は22日(同23日)のツインズ戦、9回2死三塁からデュランの100・1マイル(約161キロ)のスプリットを左翼席へ36号2ラン。日本人選手初となる4戦連発アーチを達成した。
今季は打率2割7分3厘、リーグ単独トップ、メジャー2位の37本塁打、70打点、13盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.996とした。
投げては6試合に登板して0勝0敗、防御率1・50。前回登板21日(同22日)のツインズ戦では、3イニングを今季最多の46球、4安打1四球1失点4奪三振の内容だった。
次回登板は30日(同31日)のレッズ戦以降を予定している。