
<マイナビオールスターゲーム2025:全パ-全セ>◇1戦◇23日◇京セラドーム大阪
球宴初出場の広島森浦大輔投手(27)が1イニング3奪三振の快投を演じた。
球宴前に「シーズンと同じように一生懸命、全力で投げたい」と話していた通り、直球と宝刀チェンジアップで全パ打者を手玉に取った。
5回に登板し、1番から始まる全パ打線との対戦となった。藤原には直球2球で追い込むと、チェンジアップで3球三振。前の打席3ランのオリックス頓宮には、チェンジアップ中心で追い込むと、最後もチェンジアップで空を切らせた。続く楽天村林には初球真っすぐを左前に運ばれるも、4番日本ハム・レイエスはチェンジアップ2球で追い込み、最後は150キロ直球で見逃し三振に切った。
森浦の投球を、バッテリーを組んだ巨人甲斐も絶賛した。テレビ朝日系列のテレビ中継で小型マイクをつけた甲斐は「チェンジアップが切れている。真っすぐもいいし、ベース板で強い」と驚いた様子で話していた。