starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

大谷翔平の日本人初4戦連続弾にロバーツ監督「ワオ」登板翌日の打撃は「判断するには早すぎる」


ドジャース対ツインズ 9回裏ドジャース2死三塁、2点本塁打を放つ大谷(撮影・垰建太)

<ドジャース7-10ツインズ>◇22日(日本時間23日)◇ドジャースタジアム

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)22日(日本時間23日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、日本人選手では初となる4試合連続本塁打をマークした。ツインズ戦に「2番DH」で出場し、9回の第5打席で左越えの36号2ランをたたきこんだ。ダイヤモンドバックスのユジニオ・スアレス内野手(34)と並んで、本塁打争いでリーグトップに立った。今季、二刀流で復帰以降は登板翌日に初アーチ。雑音をかき消す1発にもなった。

   ◇   ◇   ◇

大敗の展開でも、大谷の高い集中力が光った。5-10の9回2死三塁、第5打席で盤石の守護神デュランと対戦。1-1からの3球目、100・1マイル(約161キロ)のスプリットを捉えた。逆方向への打球が伸びる大谷らしい本塁打で、日本人初の4試合連続本塁打を達成。ロバーツ監督は「それは本当か? ワオ。左好方向に打っているのもグレートだ。スコアは関係なく、彼は毎日仕事をしてくれている」と目を細めた。

両軍14四死球で大荒れの試合となり、緊張感を保つのは簡単なことではない。既に多くのファンが帰路に就き、本拠地のスタンドは閑散としていた。打席を迎えた時点では2死一塁。2球見送り、一塁走者のアウトマンが自動スタートで三塁まで進んだ。相手にとっては十分過ぎるリードで、走者は無警戒だった。また、難攻不落のデュランは試合前の時点で今季45戦、打者との対戦181打席で被本塁打はゼロ。この日も含め、188打席目で初めて大谷が本塁打を浴びせた。

雑音をかき消す1発にもなった。6月16日に二刀流で復帰して以降、登板翌日に打者で結果が出ていないと指摘する声も一部メディアから出始めていた。この日も4打席目まで凡退したが、ようやく初アーチ。ロバーツ監督は、登板翌日の打撃について「まだ判断するには早すぎる。ここまで6回の登板のうち、2回は1イニングだし、今のところはあまり当てはまらない。周囲の雑音には影響されすぎないようにしているが、今回打ったのはポジティブなこと。今後もよく見ていく」と冷静に語った。

リーグ本塁打王争いでも、譲らない戦いが続いている。ダイヤモンドバックスのスアレスには1本差で抜かれていたが、4戦連発で並んだ。7月は6勝11敗とチームが苦しむ中で、大谷の状態は上向いている。一方で、日本人初となる快挙を達成しても、笑顔は封印。試合後は足早に球場を後にした。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.