
<高校野球埼玉大会:山村学園9-2西武台>◇23日◇準々決勝◇レジデンシャルスタジアム大宮
山村学園が7回コールド勝ちで4強入りを決めた。
プロ注目の横田蒼和投手(3年)は「3番ピッチャー」で出場。投げては、6回7安打1失点。打っては、4安打2打点だった。
初回、1死一、二塁の場面で一塁側からハクビシンが乱入し、試合が中断した。球場職員によって捕獲され、乱入から7分後に試合が再開。その直後、田辺輝心翔内野手(2年)の適時打で2点を先制し、勢いに乗った。
3回にも、横田の適時打などで5点を追加。西武台に流れを渡さなかった。
岡野泰崇監督(49)は「ハクビシンも味方にしました」とハプニングを笑顔で振り返り「みんなの力を結集して、よく頑張った」とナインをたたえた。