
<ドジャース7-10ツインズ>◇22日(日本時間23日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)の36号2ランに、MLBの名物記者も舌を巻いた。
大谷は5-10の9回2死一塁、守護神右腕ジョアン・デュラン投手(27)と対戦。カウント1-1から外角の100・1マイル(約161キロ)のスプリットを捉え、左翼席へ飛び込む36号2ランとした。日本人選手初の4試合連続アーチとなる1発は、打球速度107・5マイル(約173キロ)、飛距離405フィート(約123メートル)、角度28度だった。
メジャーを代表する守護神からの1発に、MLBネットワークのジョン・モロシ記者が自身のXで驚きをつづった。同記者は「ショウヘイ・オオタニがデュラン100マイルのスプリットを逆方向へ運んだ。コースや相手投手、ボールが弾んだ位置を考えれば、これは私が見てきた中で最も印象的なホームランのひとつだ」と記した。
デュランは最速103・8マイル(約167キロ)を誇る剛腕。スプリットとシンカーを組み合わせた「スプリンカー」を武器に、メジャー通算230回2/3で290奪三振を記録している。