大谷翔平の偉業達成に「だから帰っちゃダメって…」現地実況も上機嫌「誰もが語り継ぎたくなる」

ドジャース対ツインズ　9回裏ドジャース2死三塁、2点本塁打を放つ大谷（撮影・垰建太）

＜ドジャース7－10ツインズ＞◇22日（日本時間23日）◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手（31）が、日本人選手初となる4戦連発の36号2ランを放ち、現地実況は劣勢にも大きく盛り上がった。

大谷は5－10の9回2死一塁、守護神右腕デュランと対戦。カウント1－1から外角の100・1マイル（約161キロ）のスプリットを捉え、左翼席へ飛び込む36号2ランとした。日本人選手初の4試合連続アーチとなる1発は、打球速度107・5マイル（約173キロ）、飛距離405フィート（約123メートル）、角度28度だった。

この日は先発の山本由伸投手（26）が、5回3失点（自責1）。3－3の6回から救援したベン・カスペリアス投手（26）やウィル・クライン投手（25）、エドガルド・エンリケス投手（23）らが乱れ、5－10で最終回の攻撃を迎えていた。大谷にメモリアルアーチが飛び出すと、アナウンサーは「グッッバーイ！　キャリア初の4試合連続ホームラン。このホームランは誰もが語り継ぎたくなる。だから俺は『帰っちゃダメ』って言ってたでしょう？」と上機嫌だった。