
<高校野球茨城大会:藤代4-1水戸啓明>◇23日◇準々決勝◇ノーブルホームスタジアム水戸
水戸啓明が藤代に敗れ、4回戦で完全試合を達成した中山優人投手(3年)の夏が終わった。
右腕中山は4回戦の水城戦で、大会史上47年ぶり2人目となる完全試合を達成。この日は中1日での登板となり、1回に自らの失策が絡んで先制を許した。3回にも四死球から失点すると、6回と7回にも1点ずつ失い、8回からベンチに退いた。
打線は藤代投手陣の前に5安打1得点。大会屈指の右腕が大会を去った。
水戸啓明は水戸短大付時代の96年夏、02年センバツに甲子園出場。同校OBで元中日の春田剛氏(40)が監督を務めている。広島の会沢翼捕手(37)は卒業生。