
<巨人6-5阪神>◇21日◇東京ドーム
巨人リチャード内野手(26)が、起死回生の同点3ランを放ち、チームの逆転勝利に大きく貢献した。
2-5の7回1死一、三塁。阪神2番手ネルソンの低めチェンジアップをうまく拾って、左中間スタンドに運んだ。
一塁ベースを回ったところで雄たけびを上げながらガッツポーズ。場内は割れんばかりの大歓声に包まれた。
お立ち台に上がったリチャードは「うわー、やったなー、やっちゃたなーという感じでした」と笑顔で話した。
阿部慎之助監督(46)は「なかなかね、ホームランが出ない打線なので。冗談で宝くじが当たったらって言ったけど。ああやって当たったらね、ホームランにできる力を持ってるんで、今日は起用してみたんですけど」と話しながら「やっぱり、リチャードのホームランはとても大きかった」とたたえた。