
<高校野球埼玉大会:浦和実9-6西武学園文理>◇21日◇5回戦◇大宮公園野球場
センバツ4強の浦和実が逆転勝ちで準々決勝に駒を進めた。
2-3で迎えた5回に先発の駒木根琉空投手(3年)が追加点を献上。四球などで1死満塁とピンチは続いたが、代わってマウンドに上がった角国純也投手(3年)が2者連続で打ち取り、この回を最小失点でしのいだ。
2点ビハインドの6回、角国の力投に打線が応え、反撃に転じた。野本大智捕手(3年)の適時三塁打などで一挙5点を奪い、逆転。8回にも2点を追加し、西武学園文理との乱打戦を制した。
辻川正彦監督(60)は「打てるようになってるのかな。本当にたいしたもん」とナインをたたえた。