
<明治安田J1:G大阪2-1川崎F>◇20日◇第24節◇パナスタ
ガンバ大阪が川崎フロンターレ相手に逆転勝ちし、今季3度目の連勝とした。
立ち上がりはG大阪がボールを握り時間が多い展開となったが、その中でアウェーの川崎Fが先制に成功した。前半9分、FW伊藤達哉からのパスをペナルティーエリア内で受けたFW小林悠が右から蹴り込んでゴール左上へ。小林の15シーズン連続ゴールとなる今季初得点で、川崎Fが先手を取った。
一方のG大阪もベテランが力を見せる。同アディショナルタイム、FW宇佐美貴史が入れた右クロスのこぼれ球をMF倉田秋がゴール左に決めて同点。20年以来5年ぶりとなるシーズン4点目で試合を振り出しに戻した。
追い付いて前半を終えたG大阪は、後半早々に決定機をつくられるも、GK一森純がファインセーブ。同8分にもFWエリソンの強烈なシュートを防ぐと、後半最初のビッグチャンスをモノにする。同12分、FWウェルトンが持ち込んで中央へ送ると、これを宇佐美がスルー。その後ろに走り込んだFWデニス・ヒュメットが右足で浮かせたボールをボレーで決めて、5月3日湘南ベルマーレ戦以来となるリーグ3点目。その後は両チームとも決定機で決められず、そのままタイムアップ。先制された試合では13戦未勝利だったG大阪が、今季初の逆転勝利で勝ち点3を手にした。