
<明治安田J1:清水2-0横浜FC>◇20日◇第24節◇アイスタ
清水エスパルスは2-0で横浜FCを下し、6戦ぶりの白星を飾った。
前半は互いに見せ場を作れず、同43分にはアクシデントに見舞われた。東アジアE-1選手権(韓国)に日本代表として出場したMF宇野禅斗(21)が負傷。「チームを上向かせたい」と意気込んで臨んだボランチが、前半で無念の途中交代となった。それでも、追加タイムには相手選手が危険なプレーで1発退場。数的優位で前半を折り返すと、後半は圧倒した。
同14分、ゴール中央から放ったシュートのこぼれ球をMFカピシャーバ(28)が右足で押し込み、先制。同27分には後半開始から出場したMF中原輝(29)が左足の弾丸ミドルで追加点を奪った。秋葉忠宏監督(49)が「必ず勝つ」と宣言した一戦で勝ち点3獲得。今季初めて前売りチケットが完売した満員の本拠地アイスタで、待ち望んだ1勝を手にした。【神谷亮磨】