
<西武3-7ソフトバンク>◇20日◇ベルーナドーム
ソフトバンクが引き分けを挟み、今季最長タイの5連勝を飾った。0-0の3回に野村勇内野手(28)が決勝の9号ソロ。西武武内の初球142キロ直球を左翼席上段まで運び「最高の結果になって良かった」と笑顔を見せた。野村のアーチが起点となり、1イニング4得点を奪った。
4回は谷川原健太捕手(28)に1号ソロ、6回には周東佑京内野手(29)に2号2ランが飛び出して今季3度目の1試合3本塁打。アーチ攻勢で西武投手陣を粉砕した。
デーゲームで首位の日本ハムが勝利し、前半戦の首位ターンはなくなった。それでも2ゲーム差から離れることなく、食らいついた。小久保監督は「日本ハムが負けないので我々も負けられない」と話してきたが、有言実行の5連勝だ。