【高校野球】木更津総合が接戦を制し16強 ９回に川端勝利が「狙って」決勝適時打／千葉

木更津総合対千葉敬愛　先発し力投する木更津総合・大井（撮影・北村健龍）

＜高校野球千葉大会：木更津総合5－3千葉敬愛＞◇20日◇4回戦◇千葉県総合スポーツセンター野球場

連覇を狙う木更津総合は一時同点に追いつかれる苦しい展開も、土壇場9回に勝ち越し、16強入りを決めた。

5回途中から登板した川端勝利投手（3年）は最速147キロの直球とカットボールを軸に打者を封じた。1点リードの8回には自らのバットで流れを作った。「まさかホームランになるとは」と公式戦初アーチとなる貴重なソロを放ちリードを広げた。

しかしその裏、千葉敬愛打線に捕まり2失点。同店に追いつかれ終盤に流れを渡す苦しい展開となった。

それでも直後の9回2死満塁で「狙って打ちました」とスライダーを捉え、勝ち越しの2点適時打を放ち試合を決めた。

辛くも逃げ切り、16強入りを決めた。次戦は22日に四街道と若松の勝者と対戦する。