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【湘南】C大阪と打ち合いドロー…鈴木章斗が1G1A 5カ月ぶり得点も「気にはしなかった」


鈴木章斗=2025年4月

<明治安田J1:湘南3-3C大阪>◇第24節◇19日◇レモンS

17位湘南ベルマーレは、本拠地で9位セレッソ大阪と3-3で引き分けた。エース鈴木章斗(21)が約5カ月ぶりのゴールを含む1得点1アシストの活躍をみせた。

0-1の前半14分、右サイドでDF藤井智也(26)がボールを持つと、中央のMF小野瀬康介(32)に横パス。小野瀬がダイレクトでゴール前に送ると、鈴木章が合わせてネットを揺らした。

「何かこぼれてきそうだなという風な感覚があったので、走り込んでうまくそこに来たので。あとは、とりあえず枠に入れることを意識しました。入ってよかった」

2月26日の第3節浦和レッズ戦以来の得点。ただ得点時は同点だったため、「うれしさというよりかは、次の得点勝たないといけないという風にはずっと思っていた」と感情は爆発しなかった。

開幕から3試合で3得点をマークし、チームを3連勝で首位に導くなど好スタートを切ったが、自身の無得点に合わせて順位も低迷した。気づけばJ2降格圏ギリギリの17位まで後退した。今季は10番と主将を任されるが「気にはしなかったですけど、やっぱり得点取れなければチームが勝てないっていう責任感はありました」。

不発期間も愚直にできることをやり続けた。「その日にできる100%の力を出すっていう風にずっとやってきました」。この日はきれいな形の得点だけでなく、少し泥臭さもイメージして入り、「自分らしい」ゴールにつなげた。

価値ある1点かと思いきや、ひょうひょうとしたエースにとってはそうではなかった。「特に意味はあんまりないというか。別に取れてなかったとしても、気分が上がるとか下がるとかもなく、常に本当に考えてることは一緒かなと思います」と平常心で今後も取り組む。

前半42分には、前線からの粘り強い守備でボールを奪い、MF平岡大陽(22)の得点をお膳立て。一時逆転に成功した。しかし後半に再び勝ち越され、最後の最後に追いつく形となった。3得点奪っても勝ち点1。「自分たちが目指しているのはもっと上。勝ち点1では満足できない」と貪欲に上を見上げた。【佐藤成】

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