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【高校野球】父は「赤ゴジラ」のいとこ 北越2年生4番嶋武仁が先制2点三塁打で猛攻口火/新潟


新発田戦の1回、右中間に先制となる2点適時三塁打を放つ北越・嶋

<高校野球新潟大会:北越10-0新発田>◇19日◇4回戦◇ハードオフエコスタジアム新潟

春季県大会準優勝の北越は新発田に5回コールド勝ちで7年連続(20年の県独自大会を含む)の8強入りを果たした。4番嶋武仁右翼手(2年)が1回裏に先制の2点適時三塁打を放って打線に火をつけた。

   ◇   ◇   ◇

北越・嶋は打席で1球ごとに声を出しながら集中した。「気持ちが入って向かっていける」。1回裏、それをさっそく結果でみせた。1死一、二塁から高めの直球を右中間に運んで走者一掃。この先制から北越打線に火が付いた。2回までに10得点を挙げる猛攻で突き放した。

嶋にとっては今大会3試合目で初の適時打だ。1-0で競り勝った柏崎との3回戦は4打数無安打3三振だった。試合後、主将の仲川尚汰(3年)らに励まされた。「打てなくてもやることを変えるな」。先発でただ1人の2年生で春から不動の4番。意識しなくても気負ってしまっていた。「声をかけてもらって楽になった。初回の1本につながった」と吹っ切れたように表情を緩める。

小島清監督(50)は「4番にいると、相手が嫌だと思う」と存在の大きさを話す。187センチ、88キロの恵まれた体格の持ち主。父のいとこには元広島、西武で活躍した通算126本塁打の「赤ゴジラ」嶋重宣さん(49)がいる。覚醒しつつある打力は、初の甲子園を狙う北越にとって強力な武器だ。「次の試合(新潟産大付との準々決勝)もこの勢いを切らさず、初回から点を取りたい」と打線をけん引する意欲をみせた。

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